県内各地に被害をもたらした豪雪も消えさり、春の訪れと共に毎年の営みのごとく、今年度もスイカ栽培に取り組んでおります。5月3日のスイカの定植、弟やいとこと共に家族に手伝ってもらって、普通栽培90本、紅こだま10本、そして密植整技栽培で“果まくらスイカ”を50本植えました。
 40才で農協青年部を卒業し、その後十文字町スイカ部会の部会長となり、途中、農協合併があり“JA秋田ふるさと”になりましたが、十文字支部スイカ部会長として、18年間スイカ栽培に携わって来ております。
 スイカの栽培に関しては、少しでもおいしいスイカを消費者の方々に提供するため、様々な品種のスイカを試験栽培しながら選定し作付けをして、その中から味・形状のすばらしいスイカを商業ベースにのせ、関西、関東、東北、秋田の市場へ出荷しています。
 今年私が、“果まくらスイカ”という名前のスイカを植えたのは、昨年、このスイカの試食をしたところ、今まで味わったことのない甘くおいしく、夢の持てるようなスイカと感じ、ぜひこの最高の食味を持ったスイカの栽培に挑戦しようと思ったからです。
 昨年は、ジャスコ横手店で差別化商品として少し高価格でありましたが、約3,500円(1個)で販売しておりました。スイカ愛好者の方がおりましたら、ぜひ食べて頂きたいと思います。
 今年、田んぼや畑で仕事をして感じたことですが、ツバメが飛んでいないのです。自然豊かな純農村地域では、ツバメの飛ぶのがあたり前で、この頃飛んでいないのが非常に寂しく感じております。原因は何んだろうと考えております?
 また、カエルが少ないように感じております。ただ、雨の前になるとカエルの合唱が聞こえるので、まだ安心しております。豪雪の影響なのかなと思ったりしております。収穫には影響がないようにと念じながら…。