副議長という要職に就かせていただき、まずは、その責任の重さを痛感すると共に、議長を補佐しながら、秋田がより良い方向に向かうように、議員の皆さんが自分の力を出し切れるような雰囲気づくりに力を尽くしたいとの決意をもったところです。
 今議会での副議長としての初仕事は、みらい21会派のこだま祥子議員の一般質問(6月21日)、また同じく三浦英一議員の一般質問(6月22日)における議事進行でした。先輩・同僚議員から「初めて座る議長席はどうであったか」などの多くの質問がありました。正直申し上げると、人並みに緊張しました。それと議場全体が、議員席からみると広く感じられるのが、議長席からみると議員席、傍聴席の皆さんが迫り来るような感覚を覚え、狭く感じられました。議長席の座り心地はというと、イスが堅く、決して快適とはいえませんでした。

 県政、市政、町政、村政と、県民の暮らしに密着した数多くの政策が行われていますが、県議会の議場で、県政の様々な課題が議論され、決定や廃案など踏まえて、県民の皆様が主人公である将来に向かって、より良い秋田県づくりをしていることを思うと、新たなファイトと新たな緊張を覚えました。
 ふり返ると、10年間務めた町議会議員時代にも2年間、副議長を務めさせていただきました。県議会議員になってからは、高等教育に関する特別委員会副委員長(平成13年)、決算特別委員会副委員長(平成15年)、議会運営委員会副委員長(平成15、16年)を務めてきました。このたび県議会の副議長に就任したことにより、自分自身、「副」に縁があると感じております。今後とも「初心忘るべからず」の精神と秋田県に「福」を呼び込めるような決意でがんばりたいと思います。
 盛夏を迎えるにあたり、皆様には御身を大切にして下さい。
暑中お見舞い申し上げます。

秋田県議会議員 土谷勝悦